社会保険労務士 野田 英紀(のだ ひでき)
登録番号 第41040002号 平成16年1月16日登録
佐賀県社会保険労務士会 会員
鳥栖商工会議所 会員
鳥栖商工会議所青年部 会員
鳥栖市倫理法人会 会員(令和5年度会長)
1975 佐賀県鳥栖市に生まれる
1993 鳥栖高校卒業
1997 福岡大学 法学部 法律学科卒業
1997 鳥栖商工会議所入所
2005 野田社会保険労務士事務所開設
2010 野田ビジネスパートナーズ合同会社設立
2014 ワールドワイド株式会社 九州支店設立
2017 社会保険労務士法人九州人事労務オフィス設立
はじめまして。佐賀県鳥栖市で、社会保険労務士法人 九州人事労務オフィスを経営しております野田 英紀です。2005年(平成17年)の開業以来、労務管理を通じて企業の発展に役立つ存在でありたいと、努めてまいりました。2017年には法人化をし、スタッフにも恵まれて事業拡大を続けています。
私は1975年に佐賀県鳥栖市で生まれました。地元の鳥栖高校、隣県の福岡大学法学部を卒業後、鳥栖商工会議所に勤めていました。そこで、会員企業様から、税務や金融、労働などの相談を受けて応対していくうち、労務に興味を持つようになります。企業経営の要である「ひと」の悩みに、もっと深く関わりお手伝いができないかと考えたのです。そこで、勉強を重ねて社会保険労務士の試験に挑戦をしました。合格した後、30歳という節目を迎えたころで自分のこの先の人生を考え、後悔しないために独立を決意しました。
現在、助成金申請、採用、就業規則作成、人事コンサルティング、勤怠管理、給与計算など採用計画から人財育成に係る様々な分野を社会保険労務士として支援しています。また、労務に関する法改正がある度に、詳細を調べて所内で勉強会をし、セミナー等でお客様へお伝えしています。
人口減少と高齢化が進む日本の労働環境は、急速に変化しています。女性や高齢者の雇用促進、外国人労働者の増加、急速に広まったキャッシュレス、DX推進、産休育休制度の整備、男性の育児休業の推進、多様化する価値観など、社会の実態と複雑化する法律を踏まえたうえで、適切なサポートができるように、努めていかねばなりません。今は、ネットで情報を簡単に手に入れることができます。雇用される側の人が都合よく解釈をして権利を過大に主張するケースが昔に比べて増えてきたように思います。もちろん、労働者には権利を主張する自由があるのですが、雇用主と労働者の間で、信頼関係が構築されていれば、当事者同士の話し合いで済むこともあります。
私たちの仕事は正解がない、というケースが多いです。過去の裁判を基準にしたり、依頼主が何を優先させたいか、個別のケースに合わせて最善策を探ることになります。難しくはありますが、これがやりがいでもありますね。
今後は、既存のサービスと並行して、人財育成に必要な様々な研修を「教育プログラム」として体系化し、提供することに力を入れたいと考えています。企業経営には「ひと」「もの」「かね」「情報」「ノウハウ」などが必要ですが、その要はやはり「ひと」です。労働環境を整え、規則や制度を設けても、それを管理・活用する人の成長がなければ意味がありません。組織で働く全ての人が、自分の持ち味を発揮して、自分らしく活躍できるように、全力でサポートしていきたいですね。働く人が変われば、企業が変わり、家庭もプラスに転じていきます。今後も時代の流れや環境を注視しながら、多くの企業の発展を支えていければと思います。